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■ 本文
2025年10月末。
「円高になったら輸出企業は利益が落ちるかもしれない。だったら国内で安定して利益を出す銘柄を持っておいたほうがいいのでは？」
と思い、探し始めたのが生活系の国内企業。
その中で目に留まったのが 「毎日コムネット」 だった。
■ 毎日コムネットを選んだ理由
学生向けの“食事付きアパート”を運営している会社で、昔テレビで見たことがあった。
もし自分の子どもが大学進学で一人暮らしをするなら、
「毎日の温かい食事がついているアパート」なら安心だろうな。
と感じた記憶があり、事業に親目線で共感できた。
さらに指標を見ると、
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ROE：10以上
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PER：10以下
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PBR：約1倍
「割安だし、堅実なビジネスだ！」と思い、まず100株購入。
■ 大事な“見落とし”に気づく
ちょうどその頃、NEXTONEの失敗で学んだ
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空売り残高
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信用買い残
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財務の安全性
を確認する重要性。
そこで、持っている銘柄を松井証券でチェックしてみると……
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有利子負債倍率が高い（ほぼ100％）
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信用買い残が多い
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EPS（1株利益）が2026〜27年でほぼ横ばい
長期的に急成長する企業ではないかもしれない、と判断した。
■そして決断
短期で判断を切り替え、翌日に売却。
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2025/10/29 814円で購入
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2025/10/30 819円で売却
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＋500円
わずかな利益だけれど、
「資金を成長銘柄に回したほうが良い」と思い早めに手放した。
■ 売却後の株価
2025年12月8日時点：826円
やはり値動きは緩やかで、読み通りの展開。
■ 毎日コムネットはどんな人に合う？
✔ 配当を目的にコツコツ持ちたい人
✔ 安定性を重視する人
には向いている銘柄だと思う。
しかし筆者は欲張りなので、
「配当もそこそこ、株価も年間10％〜20％伸びる銘柄に資金を入れたい」
という考えから、今回は手放すことにした。