この記事では、10年間ワンルームマンションを所有した筆者が、3代続く不動産オーナーとしての視点から、実体験に基づくメリット・デメリットを正直にお伝えします。
ワンルームマンション投資のメリット
1. 賃貸需要が安定している
都市部では単身者や学生、若い社会人の賃貸ニーズが高いため、空室になりにくいのが大きな魅力です。
私の保有物件も10年間で空室はありませんでした。
2. 修繕費が抑えられる
部屋がコンパクトなため、退去後のクリーニングや修繕コストが低め。
ファミリー向け物件と比べて、原状回復費用が安く済むことが多いです。
3. 手間がかからない
一棟アパートと比べて管理は楽です。
管理会社が入っていれば、毎月の運営にほとんど手間がかかりません。
4. 相続・節税対策になる
現金や株を相続するよりも、不動産で相続した方が評価額が下がり、相続税対策に有利になることもあります。
実際、ワンルームを相続して「不動産で残してくれてよかった」と感じました。
▶「ワンルームマンション投資はやめておけ」は本当?10年後に相続して分かった“本当の価値“
ワンルームマンション投資のデメリット
1. 空室リスクはゼロではない
人気エリアでも新築物件の供給や景気の影響で空室リスクは存在します。
築年数が進むと賃料も下落する可能性があるため、購入時の立地選びは非常に重要です。
2. 修繕費の自由度が少ない
一棟アパートと違い、ワンルームマンションでは修繕業者や内容を自分で選べないことが多いです。
管理組合の判断に従わざるを得ず、費用が割高になるケースもあります。
3. 利回りが低め
都心のワンルームは利回りが3〜4%台と低め。
株やFXと比べるとリターンは控えめですが、そのぶん価格変動が少なく安定した収益が期待できます。
実際に10年所有してみた感想
「ワンルームマンション投資はやめておけ」と言われることもありますが、私の経験では手間がかからず安定収入が得られる堅実な投資だと感じました。
リスクはゼロではありませんが、物件選びを間違えなければ、初心者にも向いていると考えています。
まとめ|ワンルーム投資は「堅実型」の人におすすめ
- ✔ 空室リスクはあるが、都市部なら安定しやすい
- ✔ 節税・相続対策にも活用できる
- ✔ 利回りは低めでも、価格変動が小さく安心
- ✔ 修繕費などのコントロールは難しい
株やFXのように大きな利益は出にくいですが、安定的な家賃収入を長期的に得たい人には非常に相性の良い投資といえるでしょう。