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この記事について
この記事では、50代初心者の筆者が相続した株をきっかけに、2番目に購入した「大阪チタン」で経験した値動きと学びを記録しています。
株の動きを通して、企業研究や経済ニュースの重要性を実感した体験談です。
株の勉強を続けて感じた変化
株を相続したことをきっかけに、株の本を読みはじめました。オーディブルで繰り返し聞きながら銘柄選びを行い、初めての購入を経験。
学びに役立った本はこちらです。
▶ 『賢明なる投資家』
▶ 『バリュー投資の億り人が教える 新NISA「成長投資枠」で1億円』
▶ 『会社四季報 速読1時間で10倍株を見つける方法』
数カ月間株を観察するうちに、「株は怖いもの」という印象が少しずつ変わっていきました。
円の価値が下がり続ける今、貯金だけに頼るよりも、成長する企業に資産を託す方が良いのではと考えるようになりました。
2番目の銘柄選び「大阪チタン」
「6981 村田製作所」を購入して値動きを観察していた7月中旬。
他の銘柄を調べているうちに、大阪チタンに注目しました。
選んだ理由
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日本のスポンジチタン技術は世界に誇れるもの
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日本政府がボーイング社に航空機を発注するニュースを目にした
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チタン関連銘柄の中でも、大阪チタンはPER・PBRが割安
2025年7月27日、1,554円で10株購入。
翌日もう30株追加し、平均取得単価は約1,600円。
トランプ関税と航空機関連株の動き
2025年夏、アメリカとの関税交渉が不安定な中、中国や韓国もボーイング社に航空機を発注するというニュースが続き、航空関連株が一気に上昇。
大阪チタンの株価も1か月で2,854円(今年の最高値)をつけました。
最高値を付けた後に下がってきたので、慌てて9月2日に2,719円で30株を売却し、10株を残して様子を見ることに。
値動きと再購入
株価は2,600円→2,332円→2,779円と上下を繰り返し、2,300円台で反発する動きが続きました。
9月20日ごろ、2,400円まで下がったタイミングで30株を再購入。
その後、9月26日(配当権利日)にかけて一時2,321円まで下落(前日比-6.22%)。
しかし10月6日には2,511円まで戻り、利確。
この取引で学んだこと
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約2か月間で6万5千円の投資が数万円の利益に。短期間でも資産が動くことを実感。
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政治や国際関係の変化が株価に直結する。
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上昇局面では途中で利確→再エントリーという売買スタイルも有効。
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欲張り過ぎず、一定の利益で確定する大切さ。
その後の動き
2025年10月30日時点、株価は2,691円、11月に入り、日経平均が一時的に2,000円安くなることもあり、多くの銘柄が下がった。
2025年11月08日2,516円
決算前ということもあり、今後の動向を見守りつつ、売却した資金で新たな銘柄を検討。
| 決算期 | ROA | ROE |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 7.03% | 17.43% |
| 2024年3月期 | 10.42% | 28.09% |
| 2023年3月期 | 5.38% | 15.40% |
| 2022年3月期 | -4.06% | -11.07% |
この取引を通して感じたこと
株の銘柄を調べていくうちに、今まで知らなかった企業の多さに驚きました。
どの企業も将来を見据えて新しい事業や技術に挑戦しており、「成長する企業に投資する」意味を改めて感じました。
投資を通して、日々のニュースや経済の動きへの関心も高まり、「お金を増やす」だけでなく「知ることの面白さ」も実感しています。
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次に挑戦した銘柄と学びをまとめていきます。
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株を相続したことをきっかけに、株の本を読み初めて(オーディブルで何度も聞き)銘柄選びをして、購入。
そして、数カ月間観察をしてみて、「株は怖い」という考えが少しずつ変わった。
日本円の価値が他の通貨に比べて日に日に下がっていくのを見ていると、円だけで貯金するよりは、成長する会社の株に預けておいた方のが資産も一緒に成長してくれる可能性があると考えるように。
そして、2番目に選んだ銘柄で、株式投資の凄さに驚かされたのである。
2番目の銘柄選び
「6981 村田製作所」を1月に選んで数カ月値動きを観察をしていると7月中旬になっていた。
1つの銘柄の動きを観察し、色々な銘柄を見てみると、下記のようなことが分かって来た。
・常に上がる訳でも常に下がる訳でもなく上下する。
・PER, PBRの低い企業が意外とある
次に選んだのが大阪チタン。
選んだ理由
・何年も前から日本のスポンジチタンは世界のどこにも負けない技術があると聞いたことがあった。
・日本政府がボーイング社に航空機をオーダーするというニュースが流れてきた。
2025年7月27日トランプ大統領の関税の取引材料として日本にボーイング社に航空機を発注をする。
航空関連が上がると思い、航空機関連の銘柄を調べてみると「チタン」という名前が目に入って来た。
チタン関連の銘柄を比べた所、東邦チタンよりも大阪チタンの方のがPER,PBRが断然低かったので
7月27日「「大阪チタン」を購入。
PER 8.6
PBR 1.33
1,554円10株試しに買う。
1日じっくりと良く考えてみると1,554円は安すぎるので、次の日にもう30株追加した。
次の日には1,654円になっていたけれど、まだ割安感があったので追加。
トランプ大統領の関税取引
2025年夏はアメリカとの関税取引がどうなるか毎日が不安定だった。
そんな中、中国もボーイングを購入するかの期待が高まり、8月28日に「韓国もボーイング社に航空機を発注」とニュースが目に飛び込んできた。
このニュースで航空関連の会社の株が一気に上がる。
購入から1ヶ月で大阪チタンは2,854円今年最高値をつけた。
売る人が出て来たので、9月2日2,719円で30株売る。
10株を残して様子を見てみることに。
その後、2,600円まで下がり反発、2,779円で下がる、2,332円まで下がって反発2,635円、2,350円で反発と、2,300円を手前で反発するのかと考える。
9月20日ごろ2,400円になったので30株買う。
2025年9月26日
トランプ大統領が日本と韓国に投資金先払いという記事が出た。
ボーイング社への発注は実際が伴うかが分かっていないからか、大阪チタンは下がってきた。
9月26日配当権利日この日までに買い、9月末まで持っていると配当金が支払われる。
しかし、配当は0.58%。
株価の上下の方が利益、損益が大きいので、売る人もいるのか、2,321円まで下がった、前日比-6.22%。
そのうちまた上がるだろうと放っておくと、10月6日2,511円くらいまで戻ったのでとりあえず利確。
この取引で学んだこと
・約2か月間で65,000円から数万円の利益が生まれ、短期間で資産が増える事がある
・政治がどの方向に向かっていくかによって今まで減益だった会社の株が一気に上がる事がある
・上がる時には上がったり下がったりして上がるので、途中で利確をしてまた下がったら買うという売買スタイルも悪くない。なので、興味があるけれど高すぎて買うのを控えた銘柄もチェックしていく必要がある。
・欲張り過ぎず、一定の利益が出たら利益を確定させる。
その後
11月10日決算がどうなるか分からないが、2025年10月30日時点株価は2,691円
株価予想は強気買いで、まだ上がるとなっているけれど、他の銘柄も試してみたく、大阪チタンの値動きは観察しつつ、売却した資金は他の銘柄に変更。
| 決算期 | ROA | ROE |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 7.03% | 17.43% |
| 2024年3月期 | 10.42% | 28.09% |
| 2023年3月期 | 5.38% | 15.40% |
| 2022年3月期 | -4.06% | -11.07% |
この取引を通して感じたこと
銘柄をチェックしていると、今まで知らなかった企業がこんなにもあるものかと思う。
そして、企業は常に次の収益の種をまいていて先を見て、色々工夫をしている。
株の銘柄を調べれば調べるほど、今までなんと無知で多くの事を知らずに生活していたのかと思う。
そして、新しいエネルギー、今よりもよりよくしようという企業の理念に素晴らしい企業が沢山あるものだと驚くばかりだ。
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