「株日記」再び冒険したくなる-仮想通貨- メタプラネット

株日記

▶前回の記事「株日記」優良企業もタイミングが大切‐サンリオの決済後の急落 

 

さまざまな銘柄を調べるのが楽しくなり、次に注目したのは話題の「メタプラネット」です。

ネット上では「仮想通貨を購入して売却すると税金計算が複雑になるが、株式なら約20%で済む」という意見も。

しかし、税金というよりも個人的には仮想通貨の口座開設やパスワードの管理などを考えると、株で簡単に売買できる方が扱いやすいと思い、購入してみる。

ちょうど次のビットコイン購入資金を集めるために海外株式を553円で売り出した時だった。

日本の株価はもっと高いのに、海外株式が553円だったので、日本の株価は一気に下がった。

2025年9月17日に海外株式の売り出し価格くらいになったので580円で100株を購入。

一度上がった時に利確をしようとしたけれど、上がったのは一瞬。

その後は下がり、

海外売り出し価格よりも低くなる。

少し焦ったけれど、10月3日に516円で100株を追加購入。

この会社の事を調べれば調べるほど大丈夫なのか?という疑問が頭の中を巡ったのと、ビットコインを買い増しするための資金集めが大変そうなので、10月2日に売却し、+4,600円の利益を確定しました。

その後も観察を続けているとメタプラネット株は値動きが非常に激しいのが特徴。


メタプラネットの財務指標・PER状況

指標
予想PER(連25.12) 64.51倍
予想PER(連26.12) 62.50倍
実績PER(高値平均) 18.8倍
実績PER(安値平均) 0.6倍
実績PBR 0.85倍
予想配当利回り 0%
1株純資産 306.2円
年初来高値 1,930円
年初来安値 291円
年初来株価上昇率 +14.9%
200日移動平均乖離率 -47.9%

この銘柄の特徴は、信用倍率が異常に高いこと。

信用売残
(前週比)
3,800株
(54,500株)
信用買残
(前週比)
49,624,900株
(+3,598,800株)
信用倍率 13,059.18倍

投資ポイントと戦略

  • メタプラネットは値動きが激しいため、少額で様子見しながら取引するのが良い。

  • 長期で仮想通貨の価値上昇を信じる場合は、株ではなく自分で仮想通貨を購入し、長期保管+税制変更待ちの方が良いかも

  • 財務指標的には、株価が割安な水準(PER約5.6倍)にあるため、リスクを抑えて少量購入する戦略が現実的。とはいえ、ビットコインが今後どうなるか次第。

  • 短期的には値動きに翻弄されやすいので、利益確定や追加購入は冷静に判断する必要があります。


結論として、メタプラネットは投資対象として面白い銘柄ですが、短期売買と長期保有の両方の戦略を考えた方が良い銘柄なのかもしれません。

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