「株日記」宇宙に夢を抱くのはまだ早いかも- ISPACE, 東洋紡 –

株日記

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「株日記」医薬品セクターに目を向けてみた

筆者がオーディブルで繰り返し聞いたおすすめ3冊

『賢明なる投資家』
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■ 投資初心者は“赤ちゃんの成長”と同じ

投資を始めて思うのは、初心者はまるで赤ちゃんのようだということ。
転んだり、失敗したりを繰り返しながら、少しずつ成長していく。

高額コンサルにお金を払って近道する方法もあるけれど、私は「自分で経験しながら覚えたい」と思い、あえてゆっくり学ぶ道を選んだ。

そして、色々な業界も試してみたくなり、つい「宇宙」に夢を見てしまった。


■ 東洋紡の“宇宙向け太陽パネル”に惹かれてしまった

2025年9月25日。
東洋紡が18年かけて“宇宙でも使える太陽パネル”を開発したというニュースが耳に入り、単純に「すごい!」と心を奪われた。

他にも

  • ゼノマックス

  • パイレン

  • LED用「コスモシャインSRF」

などの技術があり、初心者の私は「これは伸びるに違いない」と感じてしまった。

その勢いのまま、9月30日に 1,150円で50株を購入

購入時の指標は下記の通り:

  • PER:50.76

  • PBR:0.52

  • ROA:0.32

  • ROE:1.02

今改めて見返すと、
ROE1%台でPER50倍は完全に“買ってはいけない銘柄”。
でも、当時はそこまで判断できなかった。


■ 結果:ほとんど動かず、同値で損切り

他の銘柄が上下して利益を生んでいる中、東洋紡だけはほぼ動かない。
配当も弱く、成長期待だけでは厳しいと判断し、10月20日に 1,150円で損切り(–400円)

その後の値動きは以下の通り:

  • 11月11日:1,253円

  • 11月14日:1,222円

  • 11月21日:1,165円

「売った後に上がる」というのは投資あるあるだが、長期視点では悪い判断ではなかったと思う。


■ 本当は堺化学と迷っていた

購入時、実は4078堺化学とも迷っていた。

それでも、“宇宙”という言葉の魅力に負けてしまった。
しかし現実には、

宇宙ビジネスが本格的に収益化するのはまだ早い。

資金に余裕があり数年単位で見られる人はいいが、
私のように「まずは元本を少し増やして安定配当銘柄を増やしたい」という段階では不向きだったと痛感した。

ちなみに、4078堺化学は、2,852円だった株価は2025年11月12日に3075円まで上がり、2025年11月21日時点2,949円。

大阪チタンのような上昇はないけれど、東洋紡を選ぶなら、配当が4%もある堺化学にしておけばよかったというのが今の感想です。


■ 宇宙つながりでISPACEも買ってみた

9348 ISPACEも気になり、10月7日に 536円で30株だけ購入

しかし、東洋紡の動きを見て悟った。

「やっぱり宇宙はまだ早い。」

10月10日に 538円で売却
2025年11月21日時点では449円なので、今思えば結果的に良い判断だった。

でも、少額だけでも買ってみたことで
「宇宙株への憧れを満たせた」
という納得感が得られたのは大きな収穫だった。


■ 今回の学び

  • 宇宙ビジネスはロマンがあるが、収益化はまだ先

  • テーマ性より、企業の数字(PER・ROE)を先に見る

  • 注目ワードに飛びつくのは危険

  • 少額で試すと気持ちの整理がつく

  • “経験しないと分からない感覚”も大切

投資初心者の時期は、経験を積む時間。
少しずつ判断軸が育っていく過程そのものが、成長なんだと思う。