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初心者投資家
初心者投資家はどうしても“ネームバリュー”に影響を受けやすい。
「大企業=安心」
この思い込みは、なかなか抜けない。
そんな中で気になったのが、世界のトヨタの株価だった。
■ 円高リスクでPERが割安に
最近のトヨタは、不安材料の影響でPERが大きく下がっていた。
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円高になるのでは?
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アメリカとの関税はどうなる?
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世界経済の先行きは?
トヨタは為替感応度が非常に高く、
「1円円高になると営業利益が約500億円減る」 と言われている。
それだけに、為替の不安=株価の重しになりやすい。
ただ、実際には円高にはなかなか振れず、むしろ円安が続くような雰囲気もあった。
■ 日経平均が急落した日、トヨタを購入
2025年10月14日、日経平均が大きく下落し、多くの銘柄が値下がりした。
そのタイミングで、割安に見えたトヨタを購入してみた。
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ROE:13.6%
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PER:10倍を下回る
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PBR:1倍
大企業としては十分に「割安ゾーン」に見える。
10月15日 2,924円で40株購入。
■ しかし、短期では伸びにくいと判断して利確
その直後、他に買いたい銘柄が出てきた。
ポートフォリオを整理するため、短期では伸びにくそうなトヨタを手放すことに。
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10月17日 2,928円で売却(+160円)
その後の値動きを見ると——
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10月27日:3,127円の高値
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決算(11/5)で一時3,190円
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2025年11月25日時点:3,077円
結果として、
「売っておいてよかった」
と思える位置に落ち着いている。
■ 来期減益予想。ROEも10を割る見通し
決算では来期の減益が予想され、ROEも10を割り込む見込み。
世界のトヨタでさえ、先行き不透明だと株価は重くなる。
今は焦って入る時期ではなく、
次の決算内容を見てからでも遅くない
と感じている。
■ 学び:大企業=安定、とは限らない
今回のトヨタで感じたこと。
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どれだけ巨大企業でも、為替や国際環境で利益は大きくブレる
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ROEが高くても、先行き不安だと株価は伸びづらい
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大企業だからといって“安心して持てる”とは限らない
初心者が抱きがちな「大企業信仰」を、良い意味で崩してくれた経験だった。