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📘 本文
2025年10月9日、ニュースで「良品計画が中国で好調」と知る。
もともと無印良品が好きで、毎年必ず何かを買っているため、株主優待(7%割引)に惹かれて 2,710円で50株購入した。
良品計画に将来性を感じたのは、やはり社長の存在が大きい。
👤 清水 智 氏について
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ファーストリテイリング出身
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2021年:良品計画に出向
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取締役、専務取締役、中国事業部長を歴任
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2024年11月1日、良品計画社長に就任
「ユニクロのノウハウを無印が活かしていく」という期待感があった。
次の押し目でさらに50株買い増すつもりだったが、まったく下がらず、
10月14日に3,110円まで急騰したので利確。
株主優待は魅力的。しかし、
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セール時を活用すれば同じように安く買える
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他の銘柄で収益を得た方が効率が良い
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中国依存度が高く、東アジアの営業利益が57.8%
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地政学リスクで再度下落の可能性
と考え、売却して正解だと思った。
その後、11月10日に 3,442円 の高値を付けるが、
アスクルのシステム不具合のニュースで 一時3,000円を割った。
しかしすぐに回復。やはり無印は多くの顧客に愛されていると実感した。
資金が貯まるか、暴落時に改めて長期保有したい 魅力的な銘柄。でも今はもう少し割安な銘柄に資金を移すことを選んだ。
最終損益:+20,050円
📊 現在の株価・指標(2025/11/26 時点)
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株価:3,144円(+112円、+3.69%)
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年初来高値:3,786円(2025/8/5)
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年初来安値:1,655円(2025/3/11)
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年初来上昇率:+74.7%
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出来高:6,941,000株
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時価総額:17,655億円
📈 財務・業績
連25.8期(実績)
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売上:784,629百万円
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営業利益:73,840百万円
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純利益:50,846百万円
連26.8期予想
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売上:860,000百万円
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営業利益:79,000百万円
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純利益:53,000百万円
連27.8期予想
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売上:930,000百万円
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営業利益:88,000百万円
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純利益:59,000百万円
⚖️ 投資指標
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予想PER:33.3倍(26.8期)/29.9倍(27.8期)
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PBR:5.02倍
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予想配当利回り:0.89%
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ROE:14.9% → 14.8%(予想)
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ROA:8.2% → 8.6%(予想)
PERはやや高めで成長期待が織り込まれている銘柄だなと思う。
その後
2025年12月4日3,000円を割った。
良品計画株価続落、11月既存店13.7%減収 ECサイト停止響く – 日本経済新聞
ECサイトで販売が出来なかったこともあり、11月は13.7%減収ということで、株価は3,000円を切った。
冷静になって調べてみると、良品計画は3000円割れでもPERが30くらい。
AI先生にこの業種では当たり前ですか?とたずねてみた。
■ 同業他社との比較(2025年12月時点)
| 企業名 | 株価水準 | 予想PER | 業種特徴 |
|---|---|---|---|
| 良品計画(7453) | 約3,000円 | 31倍 | 無印良品ブランド、国内外展開。成長期待はあるが利益率は低め |
| ニトリHD(9843) | 約2,646円 | 17倍 | 高収益・高ROE。家具中心で安定成長。割安評価されやすい |
| ファーストリテイリング(9983) | 約56,580円 | 41倍 | ユニクロ世界展開。高成長期待で常に高PER水準 |
| 業界中央値(生活雑貨・家具小売り) | ― | 20倍前後 | 成長性と収益性のバランスで評価される |
■ 考察
- 良品計画のPER30倍は「やや高め」です。
- ニトリのような高収益企業は17倍程度。
- ファーストリテイリングのような世界的成長株は40倍超。
- 業界中央値は20倍前後なので、良品計画は成長期待を織り込んだプレミアム評価を受けています。
- ただし、利益率が低く、EPS成長が鈍化しているため、PER30倍は割高感が出やすい水準です。
■ まとめ
- PERはやや高めの評価。
- ファーストリテイリングのようなグローバル成長株と比べればまだ低いが、ニトリのような高収益企業よりは明らかに割高。
- つまり、良品計画はブランド力と海外展開期待で高PERを許容されているが、利益率改善が伴わなければ調整余地もある、という位置づけです。
PER30倍を許容できるのは「成長期待が続く間だけ」。国内既存店の伸び悩みが続くなら、PERは20倍台に収斂する可能性があるので、需給イベントや海外展開の進捗を見極めるのが重要ですね。
■値段設定(価格戦略)
- 無印良品は「シンプルで良質、手頃な価格」をブランド哲学にしているため、高い利益率を狙う値付けはしていません。
- 例えば家具や生活雑貨はニトリよりやや高めですが、ユニクロやファーストリテイリングのような「ブランドプレミアム価格」ほどは取れていない。
- そのため、売上は伸びても粗利率は抑えめになりやすい。
3,000円を切ったので買いたいと思ったけれど、迷う所だ。
つづき