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日本人著者が初心者向けに体系的に解説してくれる実用書。 -
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■ 本文
コロナ禍を境に、生活は一気にオンライン中心へと切り替わりました。
筆者自身も、買い物・映画・学習・仕事までほとんどがオンラインに。
そんな時代に強いのが「オンラインサービス」を提供する企業です。
工場や設備といった大規模な固定費が必要なく、ネットがあればどこでも展開できるからです。
その代表格として以前から気になっていたのが ANYCOLOR（5032） です。
■ ANYCOLORとは？
ANYCOLORは、VTuberグループ 「にじさんじ」 を運営する企業。
ライブ配信・イベント・プロモーション、そして何より収益の柱であるグッズ販売で成長してきました。
筆者が特に注目したのは ROEの高さ。
夏頃から株価を見ていましたが、
「少し下がってもすぐ戻る → そのまま上昇」
を繰り返し、買うタイミングが難しいほど強い動きをしていました。
■ ANYCOLORの強み
🔹 巨大IP「にじさんじ」
150名以上のライバーが所属し、ファンコミュニティの結束が強い。
🔹 多角的な収益モデル
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グッズ：65%
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配信：12%
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イベント：7%
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プロモーション：16%
→ グッズとライブの2本柱で安定した収益構造。
🔹 驚異の高収益
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営業利益率：38%
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ROE：55％超（予想63%）
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4期連続増収増益
🔹 グローバル展開
海外VTuberグループ「にじさんじEN」が成長中。
🔹 自社タレント育成（VTA）
数万人から厳選し、持続的に優秀なライバーを輩出。
■ 過去の大きな下落理由（2022〜2023）
ANYCOLORは2022年に上場来高値6,180円を付けた後、
2,000円台前半にまで下落 していました。
理由は以下の通り：
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大株主（VC）の大量売却 → ANYCOLORショック
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期待先行だった業績とのギャップ
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海外事業の伸び悩み
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機関投資家の空売りで需給悪化
これが長期の低迷につながった形です。
■ 投資家視点での評価（2025）
✨ 強み
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ROEが非常に高い
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多角的な収益源が安定
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IP（にじさんじ）ブランド力
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海外展開の伸びしろ
⚠️ リスク
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株価が高い位置にあり割高感
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信用買い残が重く、急落リスクあり
💡 筆者メモ
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短期：6,000円割れで押し目
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中期：7,000〜8,000円で回転
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長期：1万円超まで伸びる可能性
■ 実際に買ってみた
可愛いグッズ、熱量の高いファン、収益性の高さ。
「これは強い企業だな」と思いながらも、筆者にとって1株6,000円は少し勇気がいる価格帯。
それでも思い切って
6,050円 × 10株を購入。
すると…
■ 数日10月14日に約400円の上昇！
下がれば買い足すつもりが、
逆にそのまま上昇したため、
6,415円で利確（＋3,650円）
6万円が1〜2日で約6％増えるという驚きの結果。
■ その後の株価推移
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10/30：5,890円
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11/13：6,710円
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11/19：6,000円割れ
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11/27：6,390円
高値圏を維持しつつ、割安とは言いづらい状態が続いています。
とはいえ来期ROEは60を超える予想で、まだまだ成長余地あり。
■ 結論
ANYCOLORは今後も成長が続くと考えているため、
下がったタイミングで再び買い戻したい銘柄です。
ただし注目度が高く、株価もやや高め。
大きく下げた時が狙い目だと思っています。