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■ 本文
10月に入り、「為替はどう動くのか」「防衛費増額で中国との関係は？」といった先行きへの不安が増し、
筆者は“国内で確実に消費されるもの”に注目するようになりました。
そこで見つけたのが 百貨店・スーパーを展開する H2Oリテイリング（阪急阪神百貨店グループ） です。
■ H2Oリテイリングに興味を持った理由
決算を遡って調べると、一時的に純利益が落ち込んだ時期がありました。
ただこれは 百貨店の大規模改装に投資したためで、長期的には生き残りのための戦略的投資。
スーパー事業の強みは、景気が悪化しても一定の需要が確保されやすい点。
娯楽や外食よりも生活必需品が優先されるため、安定感は高い。
■ 投資判断メモ（購入時）
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PER：6.97倍
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PBR：0.86倍
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ROE：12.27％
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配当利回り：2.11％
さらに購入を後押ししたのが、東宝株の売却益133億円の計上。
（参考：日本経済新聞より
・H2Oが東宝株売却で特別利益133億円
・その反動で翌期の純利益は一時的に減少）
短期狙いの筆者としては「売り時を逃さなければ利益が取れる」と判断し、購入を決意。
■ 実際の売買
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2025年10月20日：2,082円で10株購入
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2025年10月23日：2,114円で売却（＋320円）
わずか数日で利益が出せたので、狙いは悪くなかったと思います。
■ その後の値動き
株価を追ってみると、
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何度か 2,025円付近まで下落
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そこから 2,150円前後へ戻る
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極端な上昇・下落は少なく安定的
2025年11月29日時点：2,174円
短期でテンポ良く売買したい筆者には、正直あまり向いていない銘柄でした。
ただし、配当を受け取りながら長期でじっくり保有したい人にはとても良いと思います。
今回、「スーパー・百貨店株を試してみたい」という目的は達成できたので満足。
今後は短期の値動きが弱い銘柄はしばらく避けようと思います。