「株日記」業績は良いのになかなか上がらないSHIFT(3697)を買ってみた

株日記

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▶「株日記」為替リスクを避けたくて選んだ「アズビル」—でも短期で手放した理由 – 

 

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■ 本文

株を見ていると、動きが本当にさまざまだと感じる。
ゆっくり右肩上がりの銘柄もあれば、ニュース発表をきっかけに一気に10%以上急騰する銘柄もある。

特に政策関連銘柄は、政府の発表や報道の翌日に驚くような値動きをすることが多い。

例えばレアアース関連。
「古河機械金属を買おう」と思って予約した翌日、ニュースの影響で株価が一気に上がり、指値がまったく刺さらない――そんな経験も何度もあった。

初心者は10%も上がってしまうと“怖くて買えない”。
しかし実際には、そこからもう一段上昇する銘柄も多く、「人気株の勢いってすごい…」と実感するばかり。


■ それなら「先回り」で買ってみようと思った銘柄:SHIFT

「それなら、話題化する前に買っておけばいいのでは?」
そう思って見つけたのが、割安で政策テーマ(DX, 防衛, サイバーセキュリティ)にも絡む SHIFT(3697) だった。

本業はソフトウェアテスト・品質保証のリーディング企業だが、近年は防衛分野にも参入。
2025年4月には防衛特化のコンサルティング会社 JADC を設立し、防衛省向けのサイバーセキュリティ支援なども行っている。

SHIFTはサイバーセキュリティ分野でも積極的に展開しており、脆弱性診断や監視サービス、防衛産業向け支援まで手掛けているため「強みがある」と言える。

特にグループ会社のSHIFT SECURITYを通じて事業を拡大している。

HPを見ると、富士通など多くの大企業を顧客としているのも今後の成長期待につながる。

『企業HPへ』

さらに目標がとても高い。

  • 2030年に売上3,000億円を目指す

もし本当に達成したら、株価が今の倍になってもおかしくない──そんな期待感を抱かせる内容だ。

株価も当時は1,000円前後と買いやすかったため、2025年11月4日30株購入。その後、下がるたびに10株、10株と買い足した。


■ しかし現実は…なかなか上がらない

購入後は1,000円前後をウロウロ。
多少利益が出たと思ったら、その後はじわじわ下落。

調べてみると、

  • 空売り比率が非常に高い

  • そのため 株価の上値が重い

という状況だった。

「しばらくは上がりにくそう…」
そう判断し、短期で上がりそうな銘柄へ資金移動するため損切り。

11月10日1,043円で損切

-2,750円

というのも、この時、「2025年11月11日に大災害が起こる!」「株価大暴落は目前」などという記事が気になり、11日前にほとんどを利確、損切して整理した。

2025年11月11日に何も起こらず。

これをきっかけに、このようなニュースは見ないようにして、下がったら下がった時として、今は将来に期待の出来そうな企業に投資を続けることにした。

何故なら、インフレでモノの値段が上がり、驚くほどの円安になっている現在、円の価値が下がっているので、円を銀行に眠らせておくなら価値が下がっていくと思うからだ。

それなら、成長してくれる企業に投資をしておけば、資産も一緒に成長していってくれるはず。

そして、筆者の知人の中に円安でも好きなものを買い、海外旅行に行きと景気が良いのは何年も株式投資を続けている人たちだから、株式投資を学んで資産を少しでもいいので増やしていければと思っているからだ。


■ ブラックロックが1,000円付近で大量保有

2025年11月11前に殆どの銘柄を整理した後、12月になりSHIFTがどうなったかを調べると、1,000円を切っていた。

この銘柄の価値はどのくらいだろうか?

  • 2025年10月、ブラックロックが1,000円前後で大量保有を開始
    →つまり「1,000円以上の価値がある」と見て投資した可能性が高い

さらに、

  • 海外投資家はクリスマス休暇前に空売りを手じまいする傾向
    →空売りが多いSHIFTは、12月末に上がりやすい可能性

こんな背景があり、「もう一度買ってみようかな」と思た。


■ 過去の反省から、今回は“売らずに保有してみる”

12月上旬、1,000円を切ったので、今度は100株を購入。

ところが、まだまだ下がり934円へ

2025年11月13日に26年8月の営業利益を-5%ほど下方修正したのが期待外れだったのか、、、。

 

今年は、日本新薬やテクノホライズン、アサカ理研など、
“もっと待っていれば10%以上上昇していた銘柄” を何度も早売りしてしまった。

その反省もあり、今回はすぐに売らず、年越しまで持ってみることにした。

さて、この判断がどうなるか──楽しみである。