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株日記「気になるものは沢山あるけれど」パナソニックHDに感じた復活の兆しと投資の判断
この記事について
投資を始めてから、ニュースや企業HPを調べる機会が増えました。
政府の方針や産業動向を意識して銘柄を選ぶようになり、「防衛・航空・宇宙関連」が今後の日本の注目分野と知って気になった銘柄を調べてみた記録です。
筆者がオーディブルで繰り返し聞いた3冊
▶ 『賢明なる投資家』
▶ 『バリュー投資の億り人が教える 新NISA「成長投資枠」で1億円』
▶ 『会社四季報 速読1時間で10倍株を見つける方法』
経済に関心を持ち始めて気づいたこと
今まで企業の財務や事業内容にはほとんど関心がありませんでした。
しかし、実際に株を買うとなると「どんな会社なのか」を調べてからでないと買えない。
企業の公式サイトを見たり、ニュースを読んだりしているうちに、
これまで経済に対していかに無頓着だったかを痛感しました。
「こんなに多くの企業があり、知らない技術がこんなにもあるなんて――」
投資を通して、まるで新しい世界を覗いているような感覚でした。
防衛・航空・宇宙関連の注目度に気づく
日本経済新聞のデジタル版を読みながら、日本政府が防衛・航空・宇宙分野に注力していることを知りました。
これらの分野は今後の成長産業としても注目されています。
調べて気になったのは、次の4銘柄です。
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日立製作所
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川崎重工
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SUBARU
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iSpace
購入を決めた理由 ― SUBARUを選択
日立製作所や川崎重工は株価がやや高く、初心者には手が出しづらい。
そのため、PER・PBRが低く割安に見えたSUBARUを選びました。
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購入日:2025年8月28日
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購入株数:15株
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購入価格:2,975円
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PER:6.47/PBR:0.80
SUBARUの航空・宇宙関連事業は全体のごく一部ですが、
自動車エンジンへのこだわりや熱狂的なファンの多さから、
「安定感のある企業」という印象を受けました。
リスクと配当
車業界は円高の影響を受けやすく、業績が変動しやすい点が懸念材料でした。
ただし、**配当利回り3.47%(150円×15株=1,725円)**は魅力的で、長期保有でも良さそうに思えました。
それでも他に購入したい銘柄があったため、ポートフォリオ整理のタイミングで2025年10月6日、3,085円で売却。
約4%の上昇でしたが、新しい挑戦のために資金を移しました。
その後の株価推移と振り返り
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2025年11月10日:SUBARU株 3,309円
結果的には、持ち続けていればさらに上がっていました。
しかし、売却して得た資金で購入した銘柄の結果を考えると、この判断は間違っていなかった。
でも、もっと資金があったら売らずに欲しかった銘柄を変えていたかなとは考えます。
この取引で学んだこと
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政府の政策や産業支援ニュースは投資のヒントになる
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配当率が高い銘柄は長期保有に向く
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“流行に乗る”投資も悪くないが、出口戦略を意識することが大切
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SUBARUのように、堅実な企業は長期投資の候補として覚えておくべき
まとめ
今回のSUBARU投資では、業績や財務だけでなく、
時代の流れ(政策・テーマ)を読むことの重要性を学びました。
防衛・宇宙・航空といった分野は今後の日本経済の成長を支える可能性があります。
引き続き「ニュースと現実の関係性」を意識して投資判断をしていきたいと思います。
▶つづき
株日記「ネガティブなニュースはチャンスかも」― 川崎重工で学んだ投資判断と自制心
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