「株日記」決算発表翌日に上がる銘柄、下がる銘柄 -日揮ホールディングス-

株日記

前回の記事

「株日記」半導体は国策テーマ、信越化学工業は今買いなのか? –

■ 本文

1. はじめに:決算発表で株価はこう動く

2025年7月末から本格的に株の売買を始め、11月初旬の決算発表シーズンは、初めて**「決算を意識して株価の動きを観察する」**経験になりました。

決算発表を境に、

  • 一気に急騰する銘柄

  • 5%、10%と売られる銘柄

がはっきりと分かれることを、身をもって学びました。


2. 決算後の値動きで最も驚いた銘柄:サンリオ

  • 2026年、2027年と利益は順調に伸びる見通し

  • PERは40倍前後で期待が株価に織り込まれていた

結果、決算後には段階的に5〜20%下落

利益が増えただけでは不十分で、市場の期待を上回れなければ株価は下がることを痛感。

[▶「株日記」優良企業もタイミングが大切‐サンリオの決済後の急落 ––]


3. 逆に急騰した銘柄:日揮ホールディングス

決算内容

  • 2025年11月11日決算発表

  • 2026年3月期 第2四半期累計(4〜9月)連結経常利益:前年同期比9.2%増 211億円

  • 通期経常利益予想:220億円 → 380億円(前期113億円の3倍超)

  • 7〜9月期連結経常利益:前年同期比6.9倍 119億円

  • 営業利益率:2.1% → 4.1%

株価推移

  • 発表翌日:1,620円 → 1,802円(+10%以上)

  • 購入株数:5株、購入価格1,620円 → 約定価格1,792円

  • 11月19日売却:1,802円 → 利益+215円

  • 11月26日高値1,930円、その後調整1,832円

なぜ上がったか

  • 赤字続き企業が予想を大幅上回る決算

  • レアアース関連テーマとして注目

  • ROE改善:-0.1% → 6.8%


4. それでも短期で手仕舞った理由

  • 過去に赤字が続いている(2022、2024、2025年)

  • 海外大型プラント案件で工事遅延や追加コストのリスク

  • 為替・地政学リスクなど予測不能要因が多い

長期ではEPC事業の収益変動や新分野での安定化が焦点
不確実性があるため、今回は早めに利益確定


5. 今回の学び

  • 決算は数字だけでなく、期待とのズレで株価が動く

  • 判断する際は、

    • 市場の期待

    • 過去の評価

    • 事業の安定性
      を総合的に見ることが重要

決算相場はチャンスも多いですが、短期のリスクも大きいことを実感しました。


6. 学習・投資に役立つツールと書籍

📚 筆者がオーディブルで繰り返し聞いた「投資の基礎が本当に身につく」おすすめ3冊


💹 少額から取引できる証券会社


7. まとめ

  1. 決算は数字だけでなく、市場の期待とのズレを意識

  2. 赤字歴や事業リスクも含め、冷静に判断する

  3. 少額で実践しながら学ぶことが大切

少額投資と学びを組み合わせることで、株式投資の経験値を積みつつリスクを抑えられると実感しました。

つづき

「株日記」予約売買は気楽だけど、思うようにいかないことも ― シチズン時計 ―