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■本文
株式投資を続けていると、必ずと言っていいほど悩ましい場面に出会います。
「上がると思って買ったのに、どんどん下がっていく」
「決めていた損切ラインを割ったけれど、決算は悪くないし、いつか戻るのでは?」
実際、ネットを見れば
「半年待ったら戻った」
「数年塩漬けにして最終的には利益になった」
という話も出てきます。
だからこそ、損切するか、待つかは人それぞれの投資スタイルで、どちらが正解という話ではないと思っています。
私が「損切」を選んだ理由
それでも私が選んだのは、一度損切して資金を解放するという選択でした。
理由はシンプルで、
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他の銘柄で損失を取り戻すチャンスがある
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損切した銘柄は監視し続け、
本当に底を打って反発したと判断できたら、その時に入り直せばいい
この考え方に行き着いたからです。
印象に残っている損切銘柄
特に印象に残っているのが、
サンリオ、NEXTONE、ハピネットの3銘柄です。
どれも「少し待てば上がるはず」と思い、実際に一定期間は保有していました。
● NEXTONE(ネクストーン)
NEXTONEを購入した理由
NEXTONEは、アーティストや作詞・作曲家の楽曲が
テレビ・配信サービス・カラオケ・ライブなどで使われた際の
著作権使用料を管理・分配するビジネスを行っている企業です。
この事業は、
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商品を持つ必要がなく在庫リスクがない
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原価が膨らみにくく、利益率を保ちやすい
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音楽配信の拡大とともに利用機会が増える
という特徴があります。
また、ROEが高く、資本効率の良い企業である点も魅力に感じました。
音楽のサブスク市場は今後も拡大が見込まれるため、
中長期的に見てまだ成長余地がある銘柄だと判断し、購入しました。
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2025年10月28日:2,210円で20株購入
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すぐに上がったため、期待して100株を追加
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平均取得単価:約2,164円で120株保有
ところが、その後は下落が続き、1,600円を割る水準まで下落。
1,600円前後で横ばいが続き、なかなか反発しませんでした。
調べてみると、信用残、空売りが多くなかなか上がらない時期、そして、購入した時にはグラフの頂点でした!
他に有望な銘柄が見つかったこともあり、
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2026年1月6日:1,641円で損切し、資金を別銘柄へ移動
- 損失▲約7万円弱
結果的に、NEXTONEは
1月24日には1,775円まで戻っていますが、
「2,000円を超えるまで、どれくらい時間がかかるのだろう?」と考えると、
2カ月近く資金を寝かせていたことが、やはり重く感じました。
「戻りそうにない」と判断した時点で、
もっと早く次へ進んでいれば、12月にもう少し利益を積めたかもしれません。
この経験から、
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株価は上昇トレンドのどこにあるか
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信用残や空売りの状況
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板の厚さ
などを見たうえで、事前に計画を立ててから入るようになりました。
● ハピネット
ガチャガチャを全国展開している企業で、
「最近ガチャガチャ、すごく増えてるし強いのでは?」
そんな直感で購入した銘柄です。
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2025年12月4日頃:30株購入
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下がるたびに買い増し
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最終的に50株 → 株式分割後100株保有
しかし、株価は下落基調が続き、なかなか戻りません。
冷静に考えてみると、
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ガチャガチャは全国展開しても単価が低い
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外食産業のように継続的に大きな支出が発生するわけではない
「これは思っていたほど伸びないかもしれない」と考え直しました。
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2026年1月5日:全て損切
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損失:▲16,280円
約30万円分の資金を、1カ月近く動かせなかったことの方が、
後から考えると一番もったいなかったと感じています。
2026年1月時点では、
「30万円あれば、数日〜数週間で取り戻せるチャンスがある」
という感覚も掴めてきました。
● 逆に「待った」銘柄:SHIFT
ソフトウェアの品質保証(テスト)を専門にする会社。
企業が作ったシステムやアプリの「バグを見つける」「品質を上げる」ことを請け負うビジネス。
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2025年11月27日:982.5円で90株購入
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下落後に10株追加(計100株)
下降トレンドでしたが、1,000円付近での横ばいが続いていたため、
「1,000円で利確できれば」と考えていました。
しかし、株価は800円近くまで下落。
損切も頭をよぎりましたが、サンリオの経験を踏まえ、あえて買い増しはしませんでした。
この銘柄は、
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過去に大きな目標未達で売られた経緯がある
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2026年1月の決算が悪ければ、再び下がる可能性が高い
と考え、決算前には整理する方針に。
運良く1,000円付近まで戻ったため利確。
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利益:+3,200円
ただ、
約10万円を1カ月預けて3,200円のリターン。
「銘柄選びと入るタイミングを間違えたな」という反省は残りました。
■ 戦略の見直し
これらの経験から、2025年末に投資戦略を大きく変更しました。
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上昇トレンドにある
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まだ割安感がある
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信用残・空売りが重すぎない
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利益が出るまでの期間と期待リターンが明確
これらを確認したうえで、
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短期での利益率
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中期でも成長が期待できる将来性
を重視して、銘柄を厳選するようになりました。
2025年の失敗と損切の経験を経て、
**2026年1月には「何を見るべきか」「いつ入るべきか」**が、
少しずつ見えてきた気がしています。